事務派遣の時給相場は?年収の目安も解説!

公開日:2024/03/22   最終更新日:2024/10/04

富山 事務派遣 時給相場

派遣社員で働くメリットのひとつは、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能なことでしょう。また、時給アップを希望する場合、派遣会社の担当者が就業先に交渉してくれるため、自分で行う必要がありません。

関東、東海、関西の三大都市圏の場合、職種によりますが、アルバイトやパートよりも、派遣社員の時給は高めです。ここからは、派遣社員の時給や年収について解説していきます。

事務派遣での時給相場が高い理由

人材を必要としている企業が、求人サイトなどに掲載する場合は、当然ながら費用が発生します。しかも、すぐにほしい人材が決まるとは限りません。また、掲載する期間が長期に渡ることで、掲載費用はかさんでいくでしょう。

ところが、派遣会社を利用することにより、条件に合う人材を紹介してもらうことが可能です。そのため、求人にかける費用を削減できるメリットがあります。

一般的には、アルバイトやパートでの働き方よりも、派遣社員での時給の方が高くなります。しかし、業務の繁忙時期のみなど、期間限定で契約できるのが、派遣社員の特長です。

企業にとっては、必要なときに必要な人材の確保が、短期間で可能になります。そのため、時給が高めであっても、メリットが感じられることから、利用する企業が多いのでしょう。

契約期間もあらかじめ決まっているため、長期で雇用するよりも、費用の負担が減ります。また、派遣社員の給料は時給制の場合が多く、ボーナスの支給や昇給制度はありません。そのため、企業にとっては人件費を削減できることが、大きなメリットといえるでしょう。

時給アップの方法

派遣社員は、アルバイトやパートとは異なり、登録会社から企業へ派遣される仕組みです。そのため、時給交渉をする際には、自分で就業している企業へ行うことはありません。派遣会社の担当者から、就業先に交渉してくれるため、自身の負担感もあまりないでしょう。

職種にもよりますが、アルバイトやパートよりも、派遣社員の時給の方が高いのが一般的です。時給をアップさせる方法は、雇用形態を変えることも選択肢のひとつでしょう。

もちろん職種によっても差があるため、求人情報を比較検討することも必要です。ただし、派遣社員の場合は、契約期間中の解除によって、仕事を紹介してもらえなくなる等のリスクがあるため、慎重に検討しましょう。

時給が高い職種は、特定の資格を保有していることを、条件のひとつとしている場合もあります。専門性のある職種であれば、知識や技術を持っていることで、即戦力に繋がると考えられるからでしょう。資格を持っているかどうかで、信頼性にも影響が出る可能性があります。

仮に、目指している職種に、必要な資格があるのであれば、取得することをおすすめします。資格を保有していることにより、将来的に正社員を目指す際など、有利になる場合もあるからです。

派遣社員として働きながら、資格取得の勉強を行うことも可能です。シフトの融通が利くのであれば、派遣会社の担当者に相談するとよいでしょう。資格を保有することで、仕事の幅が広がり、時給アップに繋がる可能性が高くなります。

派遣社員の強み

派遣社員は、企業と直接雇用契約を結んでおらず、派遣会社から派遣されて勤務しています。そのため、就業先についての悩みはもちろん、時給交渉については、派遣会社の担当者に相談できるのが、メリットでしょう。

正社員であれば、昇給やボーナスなどが出ますが、一方の派遣社員は、時給のみの収入です。しかし、実績を認めてもらったり、業務内容と時給とのバランスが合っていなかったりなどで、時給を上げてもらえる可能性はあります。

自分で交渉する必要はないため、気持ち的にも負担感は少ないでしょう。時給アップを希望している場合は、派遣会社の担当者に相談してみることをおすすめします。

実は、派遣会社によっては、時給設定が異なることがあります。求人数や扱っている案件も違います。しかも同じ企業でも、派遣会社によっては時給に差があることも事実です。

複数の派遣会社に登録しておくことで、比較検討ができるようになります。求人情報をしっかりと確認し、より高いほうに応募することも可能になるでしょう。

ただし、登録の派遣会社が多すぎると把握しきれず、紹介されても就業できないことが続いてしまうこともあります。そのため、登録は数社程度にしておくことを、おすすめします。

派遣社員の年収

平成28年度に、厚生労働省によって実施された「労働者派遣事業報告書」があります。これによると、派遣社員の平均賃金は、1日あたり8時間とすると1万1,617円で、22日間労働で25万5,574円です。

ただし、職種や地域によっても、差が大きく出ています。男女間での賃金格差もありますが、派遣社員のほうが正社員よりも、月収の差については、比較的小さい傾向にあります。

しかし、20代から年齢が上がるにつれて、平均月収はアップするものの、50代や60代になっても、大きな差はありません。その理由のひとつは、派遣社員の場合、ボーナスや昇給制度がないからでしょう。

また、関東エリアと、東海、関西の大都市圏でも差は大きく出ています。都市部と地方都市では、最低賃金が異なり、給与が高いとされているIT企業が首都圏に集中しているのも、要因でしょう。

派遣社員のなかでも、平均月収が高いとされているのは、営業職のセールスエンジニアや、金融商品系です。一方で、月収が低いのは、建築物清掃、受付や案内、駐車場管理などです。

月収が高い場合は30万円台ですが、低いと10万円台になってしまう職種もあります。

時給の相場比較

2023年12月時点で、派遣社員の時給で最も高いのは、関東の首都圏で平均1,736円です。株式会社リクルートの調査によると、職種によりますが、前年の同月そして、前月よりも増加している傾向にあります。

同じく、三大都市圏である、東海と関西エリアでも、プラスになっているとの調査結果が出ています。関東も含め、派遣社員の平均時給は、1,650円ですが、一般事務の平均は1,577円です。一方で、アルバイトやパートの時給も増加傾向にあるとはいえ、三大都市圏での平均は、1,185円なので、差があることがわかるでしょう。

派遣社員とアルバイトやパートでは、ライフスタイル合わせて働けることが、メリットでしょう。しかし、雇用形態によって時給の差があることも事実です。高めの時給を希望しているのであれば、派遣社員で働くことをおすすめします。

職種によって異なる時給

派遣社員とアルバイト、パートでは時給が異なりますが、職種や男女によっても差があるのが実情です。首都圏、東海、関西の三大都市圏において、派遣社員で最も時給が高いのは、看護師または准看護師の2,171円でしょう。続いて高いのは、データ入力で1,607円、一般事務の場合は、1,577円となっています。

一方で、アルバイトの場合、最も高時給なのは、派遣と同じく看護師の1,840円です。そして、データ入力では1,276円、一般事務だと1,233円となっています。いずれも、派遣社員より、330円以上も低い時給です。

専門知識が必要なIT系の職種は、時給が高めに設定されている場合が多いでしょう。また、IT系の企業は、首都圏に集中していることもあり、平均時給が高い要因のひとつにもなっています。

一方で、未経験者でも就業が可能な職種では、時給が低めです。しかし、時給が高い職種の場合、求められるスキルに関しても、高めであることが多いでしょう。

まとめ

派遣社員の場合、ボーナスや昇給制度がありません。しかし、それらを加味した時給制度になっているため、平均的に高めです。また、自分のライフスタイルに合わせて、勤務日数や時間が選べることも、派遣社員のメリットでしょう。

就きたい職種によって、必要な資格を取得することで、時給が上がる可能性もあります。かりに、今の職場で時給アップを希望した場合でも、派遣会社を通して交渉できるため、自身の負担感は、あまりありません。

同じ業務内容でも、派遣会社によって設定時給は異なるため、複数社に登録しておくとよいでしょう。より高い時給で働きたいのであれば、募集要項をしっかり確認し、比較検討することをおすすめします。

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