【応募多数】事務職が人気の理由って…?

公開日:2024/10/18   最終更新日:2025/02/04

事務職は、新卒・既卒ともに人気の職種です。とくに女性から圧倒的な人気を誇り、その分、倍率も非常に高い傾向にあります。事務職を希望している方が就職活動を成功させるためには、ほかの志望者と差別化を図る必要があるのです。そこで今回は、事務職が人気の理由と内定を獲得するためのポイントをくわしく解説していきます。就職・転職活動中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

事務職とは一般的にどんな仕事?

事務職は、書類作成や整理、電話対応、来客対応など、さまざまな業務を担当する重要な役割を担います。さらに、事務職には一般事務、営業事務、経理事務など、職種によって異なる業務内容があります。それぞれの事務職は、企業のほかの部門をサポートし、どのような企業においても欠かせない存在です。

本記事では、事務職の種類ごとに仕事内容や求められるスキル、そして事務職に向いている人物像について詳しく解説します。

一般事務

もっとも一般的な事務職が「一般事務」です。この職種は「OA事務」とも呼ばれ、パソコンを使ったデータ入力や書類管理、電話や来客対応、郵便物の発送や仕分けなど、さまざまな業務を担当します。

一般事務は幅広い業務に対応する役割があり、とくに規模の小さい企業では、部署を問わずさまざまなサポート業務を行うことが多いです。

この職種では、パソコンスキルやスケジュール管理スキル、コミュニケーションスキルが求められますが、必須資格はないため、未経験者でも充分に仕事を始めやすい職種です。

経理事務

経理事務は、企業の資金管理を担当する専門的な事務職です。主に会計ソフトを使用して、日々の現金の出入りや伝票の仕分け、経費精算などの業務を行います。この職種は、企業の経営判断における基盤となる重要な役割を担っており、企業の規模に関わらず不可欠な業務です。

経理事務では、会計や財務に関する基礎的な知識が必要です。とくに、日商簿記や税務会計能力検定などの資格をもっていると、キャリアアップのチャンスが広がり、さらに有利に働くでしょう。

営業事務

営業事務は、営業職をサポートする役割を果たす仕事です。「営業アシスタント」や「営業サポート」とも呼ばれ、営業担当者が業務をスムーズに進められるように、見積書や請求書の発行、営業関連の資料作成などを行います。

企業によっては、営業担当者に代わってクライアントと連絡を取ったり、問い合わせ対応を担当する場合もあります。このように、営業事務は営業部門と密接に連携して業務を行うため、重要な役割を担っています。

営業事務では、一般事務と同様に、コミュニケーションスキル、パソコンスキル、そしてスケジュール管理能力が求められます。

受付事務

受付事務は「フロント」や「レセプション」とも呼ばれ、企業の窓口となる仕事です。主な業務は来訪者の対応であり、企業の顔とも言える重要な役割を担っています。

一般事務と比べて、接客業務がメインとなりますが、来訪者の情報をデータ化したり、メール対応を行ったりするなど、パソコンを使用する業務もあります。

特別な資格は必要ないものの、高いコミュニケーションスキルと接客経験がある場合は、その経験を活かしやすい職種です。

医療事務

医療事務は、事務職の中でも医療分野に特化した仕事です。病院や診療所、クリニックなどの医療機関で、受付業務や医療費の計算などを行います。

ほかの事務職にはない特徴的な業務として、レセプト作成があります。レセプトとは、診療報酬明細書を指し、毎月健康保険の保険者に対して診療報酬を請求するために必要な書類です。この作業は病院の収益に直結するため、正確さが求められる重要な業務です。

また、規模の大きい医療機関では、患者と医療スタッフをつなぐクラーク業務を担当することもあります。

医療事務には資格や学歴は必須ではありませんが、専門的な知識が必要となる業務が多いため、医療事務関連の資格をもっていると、より有利に働くでしょう。

事務職は本当に人気が高いの?

厚生労働省が公表した令和5年度のデータによると、すべての職業の有効求人倍率が1.23であるのに対し、事務職全般の有効求人倍率は0.46となっています。また、販売職全般は2.17、サービス業全般は3.24です。

有効求人倍率とは、全国のハローワークでの求職・就職状況を集計し、国が公表する求人数の倍率です。求職者ひとりあたりの求人数を表しており、雇用市場の状況が反映されています。

たとえば、有効求人倍率が1を超える場合、求人数が求職者数を上回る売り手市場であることがわかります。一方で、数値が1未満の場合は、求人数が少ない買い手市場となります。

事務職全般の有効求人倍率は1を切っており、買い手市場であるといえます。その中でも会計事務は0.71、一般事務は0.37であり、会計事務よりも一般事務が人気であることがわかります

いずれにしても、2倍や3倍の求人倍率である販売職やサービス業と比べて、人気の高い職種なのです。

事務職が人気を集める理由

次に、事務職が人気を集める理由を解説します。

ワークライフバランスが整っている

事務職が人気の理由として、週休2日でしっかりと休めることが挙げられます。営業職の場合、業種にもよりますが、週によって休日出勤を求められることがあります。

一方で、事務職の業務内容は社内向けであることが多く、取引先とのやり取りや急なトラブルへの対応を求められることはほとんどありません。そのため、土日出勤の必要がなく、プライベートの時間を大切にできます。

また、事務職は残業がほとんどない点も魅力的です。DODAが公表している「残業時間が少ない職種ランキング」によると、残業時間が最も少ないのは一般事務であるといわれています。

残業時間が少ないということは、残業代で収入アップが見込めないということでもありますが、給料よりもプライベートを大切にしたい方にはピッタリの職種です。このように事務職は、ワークライフバランスが整っていることから、特に若い世代に絶大な人気を誇ります。

体力的負担が少ない

事務職はデスクワークがメインなので、体力的負担が少ないという特徴があります。力仕事はほとんどなく、幅広い年齢層に適しています。年齢を重ねても勤続しやすいでしょう。

新卒の就職先としては「営業職」「技術職」「研究職」「事務職」の4つが一般的ですが、営業職や技術職は、体力に自信のない方から敬遠されがちです。また、研究職は文系の方にとっては候補にも入らないでしょう。

一方、肉体労働がほとんどない事務職は、幅広い層から人気を集めています。

未経験でも応募しやすい

事務職の求人の多くは、未経験者や無資格者でも気軽に応募を受け付けています。そのため、キャリアチェンジを検討している方にとっては、目指しやすい職種となっています。

特別な資格や経験は必要なく、パソコン作業に慣れている方であれば入社後即戦力として働き始めることができます。異業種や他業界からの転職を考えている方にとって魅力的な選択肢でしょう。

このように、事務職は柔軟な応募条件であることから、転職市場で人気を集めています。

精神的ストレスが少ない

事務職は、営業職や販売職と比べて、ノルマに追われることがほとんどありません。そのため、精神的ストレスが比較的少ない点が魅力的です。

営業・販売職は売り上げ目標が掲げられており、達成するためにノルマが課されています。しかし、事務職の場合はノルマが課されることはあまりなく、心理的負担は少ないのです

人間関係のストレスが少ない

事務職は、人間関係のストレスが少ない点も人気の理由のひとつです。事務職は、主に同僚や上司といった社内の人間とのコミュニケーションが中心となっています。

顧客対応がある場合でも、電話やメールでの応対がほとんどであり、対面によるストレスを感じることはないでしょう。小売業や飲食業などでは、顧客や取引先とのやり取りによるトラブルが生じる可能性がありますが、事務職ではそのような心配が要りません。

地理的制約が少ない

製造業や建設業などの場合、職場が工場や現場などに限定されていますが、事務職であれば幅広い選択肢から選べます。地方から都市部までさまざまなオフィスが点在しているので、希望している勤務地の中で自由に選べます。

なお、事務職として採用される場合、採用されたエリア内での勤務と固定されるケースが一般的であるため、転勤を命じられることはほとんどありません。自宅から通える圏内で働きたいと考えている方におすすめです。

また、近年は働き方改革の推進によって在宅勤務という選択肢も広がっており、地理的な制約はさらに緩和されていくでしょう。事務職は、U・Iターン希望の方にとっても魅力的な選択肢といえます。

コンテンツの着地点※必須:事務職が人気な理由を伝えたい

事務職の魅力はどんなところ?

【応募多数】事務職が人気の理由って…?
続いて、事務職の魅力は一体どんなところなのか、アンケート調査を行いましたので、結果をご紹介します。

1位:幅広い業務を担当するのでスキルを身につけることができる…34%

1位となったのは、幅広い業務を担当するのでスキルを身につけることができるという回答でした。事務職で身に付くスキルは、WordやExcel、PowerPointといったOfficeが主となっており、これらはさまざまな業務で使用されているため、覚えておくに越したことはありません。

また事務職は、営業や経理、人事、医療など、さまざまな分野で必要とされています。あらゆる職場で求められるパソコンスキルやコミュニケーション力をはじめ、さらに専門的なスキルを身につけることで、あらゆる方面にキャリアアップしていくことができるでしょう。

2位:工夫次第で効率化できる…33%

2位となったのは、工夫次第で効率化できるという回答でした。煩雑になりがちなイメージの事務職ですが、ひとりで作業をする中で幅広い業務をどう進めていくか、自分なりに創意工夫をして効率化を図ることができます。

これを効率的にこなしている人は、さまざまな工夫をしています。たとえば優先順位を考慮した全体のスケジュール管理や、メールチェックを含めた日次の目標の設定、パソコンのスキルアップ、整理整頓といったものになります。

整理整頓は、デスクまわりの資料のデータ化や、パソコン内の不要なデータの削除と必要なデータの分類といったもので、これらがキチンとしていると、資料を探す手間が省けて、タイムロスの削減に繋がるでしょう。

事務作業に対して苦手意識がある方も少なくないかと思われますが、こうした工夫によって、苦手が魅力に変わることも期待できます。

3位:未経験可の求人が多い…26%

3位となったのは、未経験の求人が多いという回答でした。

事務職は、おなじ作業の繰り返しだったり、取り組みやすい業務も多いため、未経験からでも始められる求人が多い業界となっています。しかし、その分人気があるため、仕事内容や必要とされる能力を、じゅうぶんに理解したうえで応募することが肝要でしょう。

4位:周りの方に感謝してもらえる…6%

そして4位となったのは、周りの方に感謝してもらえるという回答でした。

事務職は、同僚から感謝される機会が多い職種でもあります。事務職のはたらきが業務全体の進行に貢献すれば、感謝の言葉をかけられるでしょう。そうなると、仕事へのモチベーションもアップします。

 

以上の結果から、事務職に人気がある理由がよくご理解いただけたかと思います。経験を活かしやすく、非常に将来性のある職種なので、多くの方におすすめできる職業といって差し支えないでしょう。

人気の高い事務職の内定を獲得するポイント

事務職は幅広い層から人気の職種です。そんな中で事務職の内定を獲得するためには、ほかの志望者と差別化を図る必要があります。こちらでは、内定を獲得するためのポイントを2つ紹介します。

就職・転職エージェントを活用する

事務職を希望する方は多いですが、就職・転職活動に力を入れている方は少ない傾向にあります。そこで、就職・転職エージェントを活用することで、ほかの志望者と差をつけることができます。

就職・転職エージェントは無料で利用することができ、選考対策をサポートしてくれます。具体的には、エントリーシートを添削したり、模擬面接をしたりするなどして、内定獲得へと導くのです。

また、面談を通して求職者に合った求人を紹介してくれる点も強みです。自分では思いもよらなかった最適な求人を見つけられることもあります。

事務職は人気の高い職種なので、内定獲得が難しいとされています。そのため、1社でも多く応募することで、就職・転職活動を成功させることができます。

印象に残る志望動機を用意する

事務職を希望する方にとって、とくに悩ましいのが「志望動機」でしょう。多くの志望者が「Excelスキルを活かせるから」「プライベートと両立できるから」といったように、似たり寄ったりな志望動機を挙げがちです。

似たような志望動機だと、人事担当者の目に留まることは難しいでしょう。自身がもつ強みを最大限にアピールできる志望動機を考える必要があります

単にパソコン作業が得意というだけでなく、事務職という仕事のとらえ方を変えることで、ほかの求職者と差別化を図ることができることでしょう。

【FAQ】よくある質問


A事務職には一般事務、営業事務、経理事務など、職種によって異なる業務内容があります。それぞれの事務職は、様々な部門をサポートし、どの企業においても欠かせない存在のようです。

A厚生労働省が公表した令和5年度のデータによると、すべての職業の有効求人倍率が1.23であるのに対し、事務職全般の有効求人倍率は0.46となっているようです。数値が1未満の場合は、求人数が少ない買い手市場となるため、事務職が人気であることがわかります。

Aワークライフバランスが取りやすいことや、転勤がほとんどないこと、無資格・未経験からでも就業できる可能性があることが、事務職が人気な理由といえるようです。

まとめ

今回は、事務職が人気の理由や内定獲得のためのポイントを紹介しました。厚生労働省の調査によると、事務職はほかの職種と比べて有効求人倍率が低い傾向にあります。

その理由として、ワークライフバランスが整っていることが挙げられます。事務職は、顧客対応や取引先とのやり取りが少ないため、土日にしっかりと休みを取れます。突然の呼び出しなどもほとんどないため、プライベートの時間を大切にできます。

また、デスクワークがメインなので、体力に不安を抱えている方でも心配要りません。そんな人気の高い事務職の内定を獲得するためには、ほかの求職者と差別化を図ることが大切です。

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A厚生労働省が公表した令和5年度のデータによると、すべての職業の有効求人倍率が1.23であるのに対し、事務職全般の有効求人倍率は0.46となっているようです。数値が1未満の場合は、求人数が少ない買い手市場となるため、事務職が人気であることがわかります。
Aワークライフバランスが取りやすいことや、転勤がほとんどないこと、無資格・未経験からでも就業できる可能性があることが、事務職が人気な理由といえるようです。